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松原諏方神社のご紹介

松原諏方神社松原諏方神社上社・下社共に「建御名方命(たけみなかたのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、下照比売命(しもてるひめのみこと)」を祀り、明治初頭までは、仏の普賢菩薩(ふげんぼさつ)も祀っていましたが神仏分離令により松原より仏教はなくなりました。
松原諏方神社は、上社・下社に別れ、上社は猪名湖東南岸に、下社は北東岸に相対し深い樹林の中に鎮座しています。その面積は一万五千坪で東京ドームとほぼ同じ位です。なお境内には弁財天神社(市杵・島姫命)八幡神社(譽田別命息長足姫命)子安神社(高皇産霊神・神皇・産霊神)稲荷神社(豊受姫命)梅の宮(山宮)熊野権現宮・白山宮の末社が鎮座する。なお松原湖の周辺から御射山(松原湖高原キャンプ場奥)にかけて、石宮が六~七十個の数にのぼる。伝承に八八社あったといわれているがほぼこれに近いでしょう。氏子は年に七五度の祭典をおこなって、国家の安泰を祈念するために、徳川三代将軍家光から各代替りごとに三十石の御朱印状を下げられていた。そのために無税地帯であり、伝馬・助郷の人足にも出ることがない部落であった。

 

後、松原諏方神社は武田信玄の崇敬が厚く、何度も信玄直筆の祈願文が届き祈願し出陣した。境内には、国の重要文化財「野ざらしの鐘」(県下最古)があり、武田信昌(信玄の曽祖父)が佐久地方に乱入した時に落合慈壽寺からの戦利品で、松原諏方神社に奉納した物です。