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松原諏訪神社御柱際

松原諏方神社御柱祭

御柱祭

七年に一度、猿年と寅年に開催し、延文三年(1358)に足利尊氏の奥書をもつ古文書(諏訪明神絵詞)に『寅申の干支に当社造営あり一國の貢税永の課約桓式の御字に始められり』とある。あと宝暦二年(1752)松原村諏方上下社境内図に上下社に一本ずつ描かれています。
信濃に御柱祭が伝わったのは、平安時代の延暦二十三年(804)征夷大将軍に任命された坂上田村麻呂が蝦夷征伐に東征したとき諏訪明神に戦勝を祈願して大勝した。この報告をきいて恒武天皇が以後信濃の国は総力をあげて寅申の7年に一度の諏訪明神造営を行えと命令したと伝わります。この時から御柱祭の年は信濃の国中が身分を問わず一切の営作(建築)をやめて材料(木材)を他に出さず元服婚礼も行なわず葬儀も翌年にのばすことに決められた。この風習が最近まで続いてきたと思われます。 御柱にする木(モミ)を見立て神社まで運ぶ工程は山出しと言われ前年の十二月から行われます。この柱に元綱(男綱女綱)二本を結びつけて氏子や信者の人達が引き、上下社各一本を建柱する風習が現在まで継承され今日にいたっている。
多くの観光客がこの奇祭を一目見ようと沿道に集まります。


お問い合わせ

  • 松原湖観光案内所     
    電話:0267-93-2005(水曜休館 10:00~17:00)
  • 小海町役場観光係り    
    電話:0267-92-2525(週末休み 観光係りへ)
  • 松原諏方神社(鷹野 健/神宮)
    電話:0267-93-2375

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